2017年9月6日に最強クラスの太陽フレアが発生し、8日に地球に到達すると話題になっています。
すでに多くの報道番組でも取り上げられていますが、スマホやGPSが使えなくなるかもしれないと言われています…。
今回は太陽フレアの地球への影響についてまとめて参ります。
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太陽フレア2017が北朝鮮ミサイル攻撃よりやばい?
出典:free-photos.gatag.net
9月6日18時頃、通常の1000倍の太陽フレアが発生しました。
日本時間の8日午後3時から午前0時にかけて地球に到達すると予測されています!
正直なところ通常の1000倍なんて言われてもどれほど強いのか想像出来ません…。
太陽フレアの強さは、放射されるX線強度の最大値によって5段階の等級に分類されます。
一番規模が小さいものがAで、それぞれ10倍の強さで等級が変わってきます。
『A』の10倍が『B』、『B』の10倍が『C』、『C』の10倍が『M』、『M』の10倍が『X』で表されます。
更に細かい分類として、A〜Mまでは『A1〜A9』と分類され、Xはそれ以上のクラスが無い為『X10、X11〜』となります。
影響が分かるランクとしては、『M』からラジオ電波など電波障害が発生したり、宇宙飛行士に危険が及ぶ可能性があるとされていて、『X』にもなれば停電が発生する可能性があると言われています…。
今回の9月6日に発生した太陽フレアのランクは、最大のX9.3という非常に大きなものでした!
地上に居れば上空の大気やオゾン層で吸収される物質もありますが、宇宙飛行士は守ってくれるものが無いので非常に危険な状況だと思います。
過去X9クラスの太陽フレアが発生したのは、2006年12月5日で11年ぶりとなります。
太陽フレアは北朝鮮ミサイル攻撃よりも強力な電磁波を発生する可能性もあり、実際にカナダでは停電の被害を受けました。
1989年3月13日にカナダのケベック州の発電所では、太陽フレアの影響でブレーカーが落ちた関係で、600万世帯に9時間の停電が発生しています。
人体への影響はないと言われていますが、スマホのGPSや車のナビに障害が発生し、一時的に使えなくなるのではと推測されています。
今後1週間ほど影響を与える可能性がある為、GPSを頼りにされている方は不便な毎日が続きそうです。
私自身スマホのGPSや車のナビで案内して貰う機会が多いので、太陽フレアによる通信障害が出ないことを願っています…。
関連記事:電磁パルス攻撃(EMP)の対策と防御方法は?人体への影響や地下駐車の車は使える?
9月8日は停電や地震発生の可能性がある?
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9月8日も停電になるのか気になります…。
もしかすると今回も太陽フレアの影響を受けて、カナダで発生した停電と同じようにブレーカーが落ちてしまうことも考えられます。
8日から1週間は太陽フレアが原因となって、停電するかもしれないと気に留めておくと良いと思います。
万が一を考えて懐中電灯や水などの防災グッズは身近なところに置いておきたいですね!
また地震発生のトリガーになると噂がありますが、アメリカの地質調査所の研究ではあまり関係性がないと言われています。
全く関係が無いとは言い切れませんが、
太陽フレアの影響を受ける電離圏における電子数の増減が強い地震の前に確認されている。
これまでにもM8クラスなどの巨大地震で検知されていた他、2016年4月の熊本地震前にも見られていたことが2017年に判明しており、因果関係は不明だが東日本大震災の前日にもX1.5という規模の太陽フレアが発生していた。
出典:jishin-news.com
という情報もあるので一応警戒しておいても良さそうです。
太陽フレアとは関係が無くても日本は地震大国ですし、地震対策をしておいて損はしないと思います。
まとめ
出典:gahag.net
・8日午後3時から午前0時にかけて地球に到達すると予測!
・1989年にカナダのケベック州で600万世帯が停電した。
・太陽フレアがトリガーとなって地震が発生する可能性は低い。
関連記事:電磁波シールドは北朝鮮ミサイル攻撃EMP対策に有効?効果と材質の違いは?
今回の記事はここまでです。
お役に立てれば幸いです!
最後まで読んで頂いて、
有難うございました!
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