オーストラリアで10歳の少年がシドニージョウゴグモに噛まれ、なんと抗毒素12瓶も投与されて生還したと話題を集めています!
瓶の大きさが明確ではありませんが、10歳の子供に12瓶ってとんでもなく多いですよね…。
それだけシドニージョウゴグモの毒が危険ということが分かります!
今回はシドニージョウゴグモの飼育や日本の生息地、また天敵と毒の対処法についてご紹介して参ります。
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シドニージョウゴグモの飼育や日本の生息地は?
出典:01.gatag.net
オーストラリアで10歳の少年がシドニージョウゴグモに噛まれましたが、このクモは世界でも有数の危険な毒を持っています。
見た目はよく知っている方も多い、あの『タランチュラ』に似ています。
ちなみに、全てのクモの中でも最強の毒蜘蛛なんて呼ばれています!
最強なんて聞くと、危険を顧みず見てみたい気持ちがほんのちょっとだけあります…。
でも、さすがに近寄って見るのは怖いので、少し離れたところやガラス越しに観察してみたいです笑
このシドニージョウゴグモの毒ですが、人間との相性は最悪です!
毒の成分は、強酸性の『ロブストキシン』で心臓にショックを与える事で最終的に死に至る可能性を秘めています…。
10歳の少年に12瓶もの抗毒素を投与された事から、いかに毒性が強いかがわかります。
さて、これほどの毒性を秘めているシドニージョウゴグモですが、日本で飼育する事はできるのでしょうか?
現在のところ、特定外来生物1次に指定されている為、日本国内への持ち込みをはじめ、輸入や譲渡、また飼育が原則禁止されています。
もしも持ち込んだり飼育していた場合、条件によって変わりますが、
個人の場合懲役3年以下もしくは300万円以下の罰金、法人の場合1億万円以下の罰金または、
個人の場合懲役1年以下もしくは100万円以下の罰金、法人の場合5千万円以下の罰金などの罰則があります!
また日本の生息地はどこなのでしょうか?
今の所、オーストラリア北部のシドニー周辺に生息していて、日本には生息していません。
抗毒素12瓶も投与されるほどの猛毒と聞くと、やはり日本に居て欲しくないと思ってしまいますよね。
このまま生態系が壊れる事がない事を願っています…。
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天敵と毒の対処法は?
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全てのクモの中でも最強の毒蜘蛛と言われるシドニージョウゴグモですが、天敵は存在するのでしょうか?
実は、シドニージョウゴグモの毒は人間やサルなどの霊長類にしか効果を発揮しません…。
非常に迷惑な話ですが、その他の鳥やトカゲ、昆虫には効果がなく、そうなると普通のクモと変わらないですよね。
ちなみにシドニージョウゴグモの毒が効かない事から、鳥やトカゲが天敵とされています。
鳥がシドニージョウゴグモを咥え飛んでいる時に、落として真上から降ってきたらなんて考えるとゾッとしますね…。
シドニーへ行った際にはシドニージョウゴグモが居ないか細心の注意が必要だと言えます。
また毒の対処法はあるのでしょうか?
現在のところ血清がある為、万が一噛まれたとしても素早く毒を分解する事が出来れば助かります。
今回10歳の少年が噛まれましたが、着ていたシャツを包帯の代わりにして、毒が回るスピードを遅らせています。
病院に運ばれるまでに痙攣を起こしていますが、毒が回るスピードを遅らせるというのは非常に有効な対処法の一つだと言えます。
よく漫画やアニメなどで見る光景だと思いますが、口から毒を吸い出す事も控えたほうがよさそうですね…。
まとめ
出典:free-photos.gatag.net
・シドニージョウゴグモは原則日本で飼育する事が出来ない。
・シドニージョウゴグモは日本に生息していない。
・天敵は鳥やトカゲなど。
・噛まれてしまった場合、包帯やシャツなどで縛って毒が回るスピードを遅らせる。
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今回の記事はここまでです。
お役に立てれば幸いです!
最後まで読んで頂いて、
有難うございました!
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