北朝鮮が9月3日に水素爆弾の実験を行い完全に成功したと発表されています。
またこの水素爆弾の実験成功を受けて、電子機器を麻痺させる事が出来る『電磁パルス攻撃』も出来る能力も加わった報じられています。
もし日本が本当に電磁パルス攻撃を受けてしまった場合、電子機器が使えなくなると言われていますが対策や防御方法はあるのでしょう?
今回は電磁パルス攻撃の対策や防御方法について、また人体への影響や地下駐車の車は使えるのか考察して参ります。
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電磁パルス攻撃の対策と防御方法は?
出典:gahag.net
電磁パルス攻撃とは?
つい先日、北朝鮮はミサイルを発射し北海道上空を通過し、太平洋上に落下しました。
もういつ日本にミサイルが着弾してもおかしくない状況だと言えます!
今までミサイル攻撃があっても日本に落ちなかったからと、今後も気を抜いているとすぐに状況は一変し、その変化に取り残されてしまいそうです…。
実際にミサイルの発射を知らせる『Jアラート』の使用がありましたが、ミサイルが飛んでくるまで数分しかなく、ほとんど意味がないという意見もあります。
私の住んでいる地域ではJアラートの作動はありませんでしたが、数分しかないのであれば避難は出来ませんし、飛んでくるという恐怖と不安を与えられるだけだなぁと感じています。
出来ることと言えば、今居る場所でいかに自分自身の身を守るかだと考えます。(屋外にいる場合は建物や地下施設に避難したり、地面に伏せたりなど)
さて、9月3日には水素爆弾の実験成功を受けて、電磁パルス攻撃も可能になったと報じられています。
この電磁パルス攻撃とは一体どのようなものなのでしょうか?
電磁パルス攻撃(EMP)は、宇宙空間で核弾頭を爆発させることにより発生した電磁パルスが地上数百キロから一千キロの範囲で電子機器の機能を麻痺させ、あらゆるコンピューターを長期にわたり機能停止させることを可能にする。
出典:news.yahoo.co.jp
直接的な攻撃はありませんが、電子機器が使えなくなるため、スマホや携帯電話はもちろん、車や電車などの交通機関も麻痺します。
また病院や工場などのシステムも麻痺する為、普通に生活する事が出来なくなってしまうのでその影響は計り知れません…。
もし今電磁パルス攻撃により、スマホやPCが使えず、電気も点かなくなり、エアコンや冷蔵庫が使えなかったら。
電車や車も使えず、外に出ても全てが真っ暗だったら…と考えると非常に恐ろしいですね…。
電磁パルス攻撃から電子機器を保護するために『電磁波シールド材』が注目されています。
電磁波シールド材についてはこちら!
関連記事:電磁波シールドは北朝鮮ミサイル攻撃EMP対策に有効?効果と材質の違いは?
電磁パルス攻撃の対策や防御方法は?
では電磁パルス攻撃の対策や防御方法はどうすれば良いのでしょうか?
アメリカでは電磁パルス攻撃を受けた際の演習が進められています。
・フェイズ1 → 3日間の全米の完全停電に対処
・フェイズ2 → 4-6日間の完全停電への対処
・フェイズ3 → 15日間以上の完全停電への対処
・フェイズ4 → 復旧への道筋
出典:indeep.jp
こうしてみると、15日目まで停電への対処に追われ、それ以降細かい所の復旧をしていくので、普段通りの生活に戻るまで相当時間がかかりそうです。
そして、日本もこういった対策を練っているのかと思いますよね!
しかし、現状何も対策が出来ていないとの事です…。
何度もミサイルが通過していて、一番攻撃を受けそうな場所にも関わらず、何も対策していないなんて衝撃ですよね…。
また防御方法ですが、これといった防御方法が無いと言われています。
あのアメリカでさえ、電子機器が完全停止することを前提に項目を作成している事から、電磁パルス攻撃を発生させるミサイルを撃ち落とすのがいかに難しいかが分かると思います。
色々な施策も重要だと思いますが、東日本大震災の原発ような対応にならないよう、今から少しでも対策して欲しいと強く願います。
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人体への影響と地下駐車の車は使える?
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人体への影響は?
電磁パルス攻撃は『電子機器の機能を麻痺させ、あらゆるコンピューターを長期にわたり機能停止させる』攻撃ということですが、人体への影響はどうなるのか気になります。
電磁パルス攻撃は上空で核爆弾を爆発させますが、人体への直接的な影響はほとんど無いと言われています。
ただし、核爆発が起きた瞬間の光を直視してしまうと網膜を焼いて痛めるほどの威力があります。
影響はないと言われていても、上空で核爆発が起きる事を想像するとゾッとしてしまいます…。
地下駐車の車は使える?
また電子機器が全て使用できなくなると車も使えなくなりますが、地下に駐車している車も使えなくなるのでしょうか?
まず電磁パルス攻撃を受けても使える車としては、エンジン制御に電子部品を使わない旧式の車であれば影響を受けず使えると言われています。
電子機器が使えなくなってしまうという設定の映画やアニメでも、旧式の車は時々活躍している所を見かけます。
そして、電子部品を使っている車であっても、地下に駐車していれば影響を受けずに使えそうですよね。
やはり置かれている状況によって左右されますが、地下駐車場の入り口が開きっぱなしだと電磁パルスが入ってくる可能性があるので、この場合は使えない可能性が高そうです。
電磁パルス攻撃で電子機器を守るには、鉄製の箱であれば電磁パルスを遮断出来ると言われています。
鉄製で分厚いしっかりとした扉で封鎖されていて、しかも地下深くに駐車している車であれば使えるのではないでしょうか。
まとめ
出典:free-photos.gatag.net
・日本は電磁パルス攻撃の対策を練っていない。
・今のところ防御方法は無い。
・電磁パルス攻撃は人体への影響は無いと言われている。
・鉄製の分厚い扉で封鎖され地下深くに駐車している車であれば使えると推測。
関連記事:電磁波シールドは北朝鮮ミサイル攻撃EMP対策に有効?効果と材質の違いは?
今回の記事はここまでです。
お役に立てれば幸いです!
最後まで読んで頂いて、
有難うございました!
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