13日に中国から神戸港に入港し尼崎市内に運ばれたコンテナの中で、猛毒を持つ『ヒアリ』が発見されたと報道されています。
猛毒と言ってもアリだからそこまで強い毒性ではなさそうだなぁと思い、なんとなく調べてみるとこのヒアリの毒性はヤバすぎでした…。
今回はヒアリの生息地や毒性、また刺された時の症状や対処法についてまとめて参ります!
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ヒアリの生息地は?
出典:free-illustrations.gatag.net
13日に環境省が尼崎市内に運ばれたコンテナから『ヒアリ』が発見されたと報道されていますが、アリと言う事からそこまで恐ろしい生物だとは思っていませんでした…。
調べれば調べるほど恐ろしいアリという事を知ってしまいちょっと後悔しています…笑
ヒアリ(火蟻)
赤茶色の小型のアリで、腹部が濃く黒っぽい赤色。
体調は2.5ミリから6ミリと大きさにバラつきがあり、土でアリ塚を作ります。
毒性が強く、毒針で刺されるとアレルギー反応により死に至る事があります!
今回発見されたヒアリですが、5月20日に中国の広州市から神戸港に到着した貨物船のコンテナ内で発見されています。
発見時には床や壁面で大量のアリの成虫や卵が見つかっており、6月1〜5日で駆除しています。
このヒアリは南米原産で、すでに北米や中国、フィリピン、台湾などに侵入、定着していて着実に世界各地に広がっていて大きな問題となっています。
今の所日本での生息は確認されておらず、今回発見されたコンテナ付近でも発見された情報がない為、現状は生息していないと言えそうです。
ちなみに環境省ではヒアリを発見した場所や駆除作業を行なった場所を公開していました!
出典:環境省ホームページ(env.go.jp)
今回は運良く発見する事が出来ましたが、もし見逃してしまい3年経過してしまった場合、ヒアリを日本から根絶する事が不可能だと言われています!
すでに中国、フィリピン、台湾といったアジア諸国に定着している事を考えると、一時も気を抜く事が出来ずしかも侵入するのも時間の問題のように感じてしまいますね…。
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毒性と刺された時の症状や対処法は?
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ヒアリの毒性と刺された時の症状は?
猛毒という事でその毒性が気になります。
小さなアリだからと言って決してあなどってはいけません!
ヒアリの毒針で刺されると火傷のような激しい痛みがあります。
また毒性が強い事から、毒による痛みやかゆみ、発熱、じんましん、激しい動悸などの症状が出てきます。
重症化すると呼吸困難や血圧低下、意識障害などに陥る可能性もあります…!
軽度 /刺された部位の痛みやかゆみ
刺された瞬間は熱いと感じるような激しい痛み。
やがて痒くなり、10時間ほど経過すると膿ができる。中度 /じんましん
数分から数十分後に刺された部分を中心に腫れが広がり、部分的また全身にじんましんが現れる事がある。重度 /呼吸困難・血圧低下・意識障害
数分から数十分の間に息苦しさや声枯れ、動悸やめまいを起こすことがある。
これらの症状が出た場合アナフィラキシーの可能性が高い。
またヒアリの毒が体内に入ると人間の体は『抗体』を作りますが、またヒアリに刺されると『以前作った抗体』が過剰に反応してしまいアナフィラキシーショックを起こしてしまいます。
よくスズメバチなどの毒蜂に刺されるとアナフィラキシーショックで死に至る可能性があると言われています。
これと同様でヒアリに刺されてしまった場合も昏睡状態や死に至る可能性がある為非常に危険です!
ちなみにアメリカでは年間100名以上の死者が出ていると報告されており、飼い犬などのペットや牛や馬などの家畜でも被害が報告されています。
実は小学生の時に野球をしていてスズメバチに襲われた事があります。
友達からアナフィラキシーショックの危険性について聞いていた為、なんとしても刺されるわけにはいかないと左手にはめていたグローブを振り回し必死に追い払った覚えがあります…。
監督には『何やってるんだ!ちゃんとやれ!』と怒られてしまいましたが…笑
対処法は?
出典:free-illustrations.gatag.net
万が一ヒアリに遭遇して刺されてしまった場合の対処法はどうすれば良いのでしょうか。
小さい頃の私のようにグローブを振り回して追い払う事が出来れば良いのですが、さすがに小さなアリとなるといつの間にか刺される危険性も考えられます。
環境省はヒアリに刺されてしまった場合、20〜30分は安静にして体調に変化がないか様子を見る事を推奨しています。
症状が軽く悪化する様子がなければ病院を受診しても大丈夫だそうです。
また容体が急変した場合は一番近くの病院を受診してくださいとのこと。
もし刺されたらそんな悠長な事を言ってられません…!
悪化するか様子を伺っているうちに容体が急変しても怖いので、刺されたらすぐに病院に向かい、万が一急変してもすぐ救急車を呼べるようにしたい所です…。
まとめ
出典:http://free-photos.gatag.net
・生息地は北米や中国、フィリピン、台湾などで、今の所日本にはいないとされている。
・毒性が強くアナフィラキシーショックで死に至る危険性がある。
・万が一刺された場合、すぐに病院へ行き受診する。
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今回の記事はここまでです。
お役に立てれば幸いです!
最後まで読んで頂いて、
有難うございました!
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