任天堂がコロプラ特許侵害の理由や内容は?なぜ訴えたのか分かりやすくまとめ


任天堂が『白猫プロジェクト』や『黒猫のウィズ』などを配信しているコロプラに対し特許侵害の訴訟を起こしていると報道されています。

対象のアプリは白猫プロジェクトで、損害賠償金額は44億円とも発表されています…。

今回は任天堂がコロプラ特許侵害の理由や内容について、中身を出来るだけ分かりやすくまとめて参ります!
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任天堂がコロプラ特許侵害の理由や内容は?

2017年12月22日付で任天堂がコロプラに対し、特許権侵害に関する訴訟を起こしたと発表された事が記憶に新しいと思います。

任天堂が特許権侵害だと訴えているものは、『白猫プロジェクト』というiPhoneやAndroidなどスマートフォン向けのアプリでRPGです。

私自身も友達に進められて一度遊んでみましたが、片手で操作することが出来るので簡単に遊べる印象を持ちました。

基本プレイ無料で遊べアイテム課金制なので、無理に課金せずに比較的手が出しやすいアプリだと言えますね!

ちょっとだけ遊ぶつもりが気づけば1時間以上経過していたなんて事もありました笑

サービス開始10日後には100万ダウンロード達成しています。
その後順調にダウンロード数を伸ばし、すでに1億ダウンロードも達成している大人気ゲームアプリです。

任天堂がコロプラの特許侵害理由として挙げているのは、以下の5つの特許だと言われています。

①自分のキャラを操作して敵のキャラに近づいた時に操作を解除した際、敵のキャラからかなり近い場合、自動的に攻撃等を開始する操作方法に関する特許。
→スマホ画面から指もしくはペンを離す事で行動開始する。

②スリープモードから復帰する際、確認を取る特許
→誤作動で勝手にゲームが始まらないように防ぐため。

③通信ゲームでお互いに登録済みのユーザー同士でしたゲームをしないと制限をかける特許

④自分のキャラが物体の影に隠れた時の表示方法
→以前はユーザーが自分のキャラを確認する際、カメラの位置が回り込んで表示されたり、物体を半透明にしてキャラを見えるようにしていましたが、キャラが物影に隠れている事が分かるよう目印を表示。

⑤ぷにコンに関する特許
スマホ画面上のある特定の場所をタッチすると基準を設定し、更にドラッグするとジョイスティックの様な動作を起動させる。

以上の5つが任天堂の特許権に侵害しているとし、損害賠償請求44億円また白猫プロジェクトの差止め請求を求めています。

コロプラの2018年9月期の最終利益が51億円と発表されていますが、損害賠償44億円もあったとすると、その利益のほとんどが吹っ飛ぶ計算になります…。

また白猫プロジェクトはコロプラの売上を支えている重要なゲームの一つですので、こちらを差止めされると倒産に追い込まれる可能性も出てくるのではないでしょうか。

任天堂としては、平成28年9月に白猫プロジェクトが任天堂保有の特許権を侵害しているという指摘をしていました。

その後1年以上にわたりこの特許権について話し合いをしていたようです。

今後は任天堂は特許権侵害として損害賠償と白猫プロジェクトの差止めを求め、コロプラは特許権侵害をしていない事を争う姿勢です。

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白猫が配信停止でサービス終了の危機?

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コロプラが任天堂の特許権侵害を巡って、損害賠償請求と白猫プロジェクトの差止めを求められていますが、実際に配信停止されサービス終了となるのか気になります。

2018年1月12日に白猫プロジェクトの公式サイト上で、サービス終了することは断じてないと発表しています。

今回の件が影響し、白猫プロジェクトのサービスが終了するということは断じてございません。

コロプラとしては、特許侵害の事実は一切ないものと確信しておりますが、訴訟がたとえどのような結果になっても仕様変更等を通じて、サービスを継続してまいります。

今後もお客様のことを第一に全力で開発・改善に努めてまいりますので、変わらぬご支援のほど、何卒よろしくお願いいたします。
出典:colopl.co.jp

現状はコロプラ側からするとサービス終了する可能性は全くないと発表していますが、判決によってどうなるかなんとも言えない所がありますね…。

万が一コロプラが特許権侵害と認められたり、それ近い判決が出た場合、白猫プロジェクトの配信停止でサービス終了になるか、操作性が大きく変わる可能性が考えられます。

ユーザーからすると、今の操作性があってこその『白猫プロジェクト』だと思うので、操作性が変わってしまうと全く別のゲームに感じてしまうのではないでしょうか。

そうなると仮にデータがそのままであっても、限りなくサービス終了に近い状態になると言えそうです。


まとめ

・任天堂はコロプラが5つの特許権を侵害していると訴訟している。

・白猫プロジェクトの差止めをされた場合、コロプラは倒産する可能性がありそう。

・今のところ白猫プロジェクトのサービスは終了しない。

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今回の記事はここまでです。
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