10月11日の午後5時半過ぎに沖縄県でアメリカ軍の輸送ヘリが墜落し炎上したと報道されています。
以前オスプレイも墜落事故を起こしており、ニュースサイトや報道番組で取り上げられていたので記憶に新しいと思います。
今回は墜落事故を起こしたヘリCH-53Eが自衛隊でも保有し配備されているのか、また今後の運用がどうなるのか考察して参ります。
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CH-53Eの墜落事故の詳細と場所は?
出典:ja.wikipedia.org
アメリカ軍の輸送ヘリ『CH-53E』が沖縄県東村で墜落し、黒煙を上げながら炎上したと報道されています。
ヘリには7人が乗っていて全員が救助され、別のヘリで搬送されています。
また地元住民も巻き込まれていないとの事です。
事故の詳細について調べていると、どうやら墜落事故ではなく『着陸後に出火した』『不時着した』という話があります。
動画を撮影した方の話では、爆発音のような音は全く聞こえなかったという事から、着陸後の出火の可能性が高そうです。
今回事故があった場所を確認してみます
事後現場は東村高江の訓練場の外側にある県道70号線沿いの民間の土地と発表されています。
拡大してみると小学校やカフェ、公民館など生活に密着した道路だと分かります。
現場は普段からアメリカ軍のヘリコプターが低空で飛んだり、夜間飛行している場所との事で、いつまた同じような事故が発生するか不安が募ります…。
自衛隊の保有状況と今後の運用は?
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自衛隊の保有状況は?
今回事故があったのは『CH-53E(スーパースタリオン)』というヘリです。
大きさや重量を確認してみます。
全長およそ30メートル、重量およそ15トンで、最大55人を輸送できるアメリカ軍の大型輸送ヘリコプター
出典:3.nhk.or.jp
アメリカ軍のCH-53Eで事故がありましたが、日本の自衛隊は保有しているのか気になります…。
日本各地に自衛隊基地がありますし、もし運用していたら怖いなぁと思いますよね…。
調べてみると、どうやら自衛隊では保有していないようです。
以前、海上自衛隊でCH-53の派生型『MH-53E』が運用されていましたが、2017年3月3日に運用が終了しています。
その後、後続機として『MCH-101』を10機保有し運用されています。
今後の運用はどうなる?
現在、在日沖縄米軍トップのニコルソン四軍調整官がCH53-Eの事故について声明を出しており、同型機を96時間運用停止すると発表しています。
対象はCH-53E全機ですが、96時間運用停止してもあまり状況が変わらないと思います。
事故原因と究明を徹底的に調査すると話していますが、それであればはっきりと原因が分かるまで運用停止にしないと意味がないですよね…。
以前にもオスプレイやヘリが墜落事故を起こしていますが、今のところ変わらず運用されている事から、CH-53Eも変わらず今後も運用される可能性が非常に高そうです。
追記
10月13日に期待の安全確認が取れるまで、無期限の運用停止が決まりました。
安全確認が取れれば再び運用されそうです…。
まとめ
出典:free.gatag.net
・CH-53Eは墜落ではなく、着陸後の出火の可能性が高そう。
・事故があった場所は『東村高江の訓練場の外側にある県道70号線沿いの民間の土地』
・自衛隊はCH-53Eを保有また運用していない。
・無期限の運用停止となっているが、今後も変わらず運用される可能性が非常に高い。
今回の記事はここまでです。
お役に立てれば幸いです!
最後まで読んで頂いて、
有難うございました!
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