アメリカのオレゴン州で26歳の女性の目から『テラジア・グローサ』という寄生虫が14匹見つかったと報道されています。
これまでは牛への感染しか確認されていなかったため、人間としてはじめての感染例だったとの事です!
虫嫌いな私としてはあまり考えたくありませんが、14匹も見つかるなんて本当に恐ろしいです…。
今回はテラジア・グローサが人の目に寄生する感染経路について、また症状や失明の危険性についてまとめて参ります。
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テラジア・グローサが人の目に寄生した感染経路は?
テラジア・グローサという今までは牛の目への感染しか確認されていない寄生虫が、人の目に感染したと報道されています。
今回世界で初めて感染したアビー・ベックリーさんは26歳女性で、アラスカ州でサケを釣っていた時に左目に違和感を感じたとのこと。
どうやら寄生虫といってもそこまで激しい痛みはないようで、『まつげが目に入ったような痛み』だったそうです!
私自身、特に花粉が飛ぶ季節は目がかゆく、擦ってしまいがちでまつげが入ることが多々あります。
割りとまつげが目に入る違和感に慣れてしまっている感じがあるので、もしもそれがまつげではなく寄生虫だったらなんて考えるだけで寒気がします…。
アビー・ベックリーさんは目に違和感を感じてから、何か入っていないか確認しても見つからず、そのまま5日経ってもその症状は消えなかったそうです。
なんとか取り出そうと思いまぶたをめくった所、指先に虫がいた事でこの違和感の原因が発覚します!
その後、まさか虫がいるとは思わず病院で診察して貰い5匹摘出し、最終的に14匹も摘出することになります…。
実はまだ具体的な感染経路が分かっていませんが、アビー・ベックリーさんはオレゴン州の牧場で牛や馬に囲まれて育ったという情報があります。
牛の世話をした手でそのまま目に触れてしまい、テラジア・グローサが寄生してしまった可能性が考えられます。
以上からこの寄生虫に関して、牛に直接接する機会がなければ感染する可能性は低いのかなぁと感じています。
色々な菌や虫などの予防も含め、やはり手洗いが重要なポイントになってきそうですね!
症状や失明の危険性は?
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テラジア・グローサが人の目に寄生した場合、どのような症状が出るのでしょうか。
アビー・ベックリーさんの症状としては、最初まつげが目に入ったような違和感がありました。
そして次に目が赤くなり、まぶたが垂れ下がる症状が出てきたとの事。
さらに片頭痛もあったと発表されています…。
まさか目の違和感からここまで症状が悪化するとは思いもしなかったと思います。
この症状が出るまで2週間ほどかかり、さらにその5日後に虫を発見し摘出しています。
最後の寄生虫を摘出したのは、最初の一匹目を発見してから20日後で、その後は見つかっていません。
その後、視力も正常で合併症も発症していないそうです!
毒性もないようなので、ひとまず安心ですね。
どうやらこのテラジア・グローサという寄生虫は、ハエが居ないと生存出来ないとの事。
さすがに人間の目にハエが近づけば自分の手で追い払いますし、万が一ハエが入り込んでもすぐに取り除けば良いです。
失明する危険性はありそうですが、先にテラジア・グローサの方が死滅して症状が和らぐ可能性があります。
ただ、寄生虫の死骸が残る事を考慮すると、やはり違和感を感じたら早めに診察して貰い摘出するという対処の方が良さそうですね。
まとめ
・牧場で牛や馬に囲まれて育ったという情報がある。
・牛の世話をしたあと、手を洗わずに自分の目を触った可能性が考えられる。
・症状は目が赤くなり、まぶたが垂れ下がり、片頭痛があったと発表されている。
・先に寄生虫が死滅する為、失明する可能性は低い推測。
今回の記事はここまでです。
お役に立てれば幸いです!
最後まで読んで頂いて、
有難うございました!
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