都心からのアクセスも良くオフィス街でありつつ、
古本屋など昭和の雰囲気を残した神保町。
東京へ出てちょっと一休みしたいなぁ。
なんて思ったとき神保町へ立ち寄ってみると、
実は喫茶店がいくつもあって癒されますよ!
本当にどこに行けば良いか分からない程あります。
今回は神保町の喫茶店についてご紹介して参ります!
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さぼうる
写真引用:http://michikusa-ac.jp
トーテムポールが立っていて、
赤い電話がある特徴的な外観。
都会の喧騒を一瞬で忘れさせてくれるような、
まるでジブリの世界へ入り込む感覚になります。
こちらの喫茶店『さぼうる』は神保町で60年以上も経営しています。
1955年(昭和30)年に開店し、2015年4月15日で60年を迎えています。
昭和30年というと流石に私も生まれておりません…
ちなみにこんな出来事がありました。
■電気洗濯機、電気冷蔵庫、テレビが「三種の神器」と呼ばれる
■日本初の「トランジスタラジオ」を発売
■少年の自殺相次ぐ
■成人向映画、指定始まる
■広辞苑初版発行
■後楽園遊園地がオープン(日本初の本格的ジェットコースター)
■1円硬貨発行、50円硬貨発行
■ラジオ東京テレビ開局(後のTBSテレビ)
■東京国際空港(羽田空港)の先代のターミナルビルが開館
■鈴木自動車工業が自社初の軽自動車「スズライト」を発売
■日本電信電話公社が料金前納式の公衆電話機を発売
記事引用:http://nendai-ryuukou.com/
この年に後楽園遊園地がオープンしたんですね。
現在は東京ドームシティアトラクションズに名称変更しています。
お子様に大人気のスーパー戦隊シリーズとお近づきになれる遊園地ですね!
そんな年に開店した『さぼうる』ですが、
テレビや映画のロケ地としても何度か登場しています。
「相棒」や「失楽園」、「素直になれなくて」などのロケ地になり、
有名人も通う有名な喫茶店です。
壁がレンガ造りになっており、白いペンでいっぱい文字が書かれています。
やっぱりこの中に有名人のコメントがないか、
ついつい探してしまいますよね!
メニューとしては、
ブレンドコーヒーやいちごジュース、バナナジュースなどがあります。
また軽食としてチーズドッグにナポリタンも頂くことができます。
一番人気の『いちごジュース』ですが、
なんと1日で100杯も飲まれているんだとか!
薄ピンク色で生いちごをそのまま飲んでいるかのような濃厚な味わいです。
中に細かな氷が砕かれて入っているため、
いちご本来の甘酸っぱさを楽しみながらも、
じんわり冷たくさっぱりして美味しいですよ!
写真引用:http://michikusa-ac.jp
個人的にはバナナが好きなため、
バナナジュースも負けていません!
こちらもバナナ本来の濃厚さに氷のつめたさが加わり、
さっぱりとした味付けです。
小さい頃に、おじいちゃんやおばあちゃんと喫茶店に行って飲んだ味がして懐かしいですね。
一瞬でジブリの世界観へ行ける『さぼうる』
ゆっくりとした時間を過ごしてくださいね!
ラドリオ
写真引用:http://4.bp.blogspot.com
古本街である『すずらん通り』の路地を入っていくと、
レンガ造りの外観に白い看板で『ラドリオ』とひっそり建っています。
1949年(昭和24年)に開店した老舗の喫茶店。
本を読みながらコーヒーを飲める場所が欲しいという事で開店しました。
店内はゆったり落ち着いた雰囲気です。
レンガのこげ茶色と木製テーブルなどの木製調度品、
そして赤い椅子がアクセントとなり昭和の雰囲気を感じさせますね。
BGMにはジャズやシャンソンが流れています。
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メニューとしては、
看板メニューの『ウィンナーコーヒー』をはじめ、
ブレンドコーヒーやカフェオレ、紅茶やココアなどがあります。
軽食としてはチキンカレーやナポリタンを頂くことが出来ますよ。
ちなみに、
日本ではじめてウィンナーコーヒーを出したことで有名なお店!
ウィンナーコーヒーとは、
決してウィンナーがコーヒーの中に入っているわけでは有りません。
泡立てた生クリームをたっぷりとコーヒーの上に乗せたものの事を言います。
オーストリアの首都ウィーンから名付け日本独自の呼び方です。
飲む際クリームを混ぜてしまいそうですが、混ぜないで飲んでくださいね!
本を片手にウィンナーコーヒー頂きに、
是非一度足を運んでみては?
ミロンガ・ヌオーバ
写真引用:http://tsunoken.cocolog-nifty.com
『ラドリオ』からほんの少し歩くとこちらの喫茶店に行くことが出来ます。
元々2つの喫茶店のオーナーは同じ方が経営していたそうです。
レンガ造りの外観に『珈琲&世界のビール』という看板が掲げられています。
店内はタンゴがレコードから流れてきて時間を忘れてゆっくりしてしまいますね。
メニューとしては、ミロンガブレンドをはじめ、マンデリン、ブラジル、コロンビアなど色々な珈琲があるのが特長です。
オススメは『ミロンガブレンド』です!
あっさりした苦味が特長的なコーヒーで美味しいですよ。
またお酒も色々あって目移りしてしまいますね。
軽食としてメキシカン・ジャンバラヤやピザなど頂くことが出来ますよ!
写真引用:http://yaplog.jp
このジャンバラヤ、
甘辛い味付けと上に乗っている半熟卵を割ると、
『とろ〜りトロけて』マイルドになり非常に美味しいです。
コーンとマッシュルームも入っており、
見た目のアクセントと食感を楽しむことが出来ます。
本を読みつつゆったりくつろげる喫茶店。
色々な珈琲があり、
タンゴをレコードで聴きたい人は一度足を運んでくださいね!
まとめ
・『さぼうる』いちごジュースが人気。また隣の『さぼうる2』では食事をメインに頂くことが出来ます。
・『ラドリオ』古書街の中に在り、ゆっくり本を読みつつ日本で最初のウィンナーコーヒーを頂くことが出来ます。
・『ミロンガ・ヌオーバ』レコード特有のの音を聴き、珈琲の他にお酒も頂くことが出来ます。
今回は神保町に多数ある中でも、
とくに老舗の喫茶店をご紹介しました!
どのお店もゆったりくつろげるので、
仕事や勉強の疲れを癒しにいってみては?
関連記事:神保町のカレーは美味しい?駅近でランチにもオススメなお店とは…?
最後まで読んで頂いて、
有難うございました!
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